こんにちわ。かにたつです。
実は私、現在進行形でブラック企業に勤めておりまして濃厚な上司・先輩方に鍛えて頂きました。偉大なる先輩方のお言葉は一つ一つがありがたく、とても私のことを想っていただいていると感じております。
私の会社はいわゆる体育会系(パワーハラスメント(以下パワハラ))気質な会社で、私もついに部下を持ち、最初に抱いた感情は
部下に同じ思いをして欲しくない。同じことは絶対にしない。
ということでした。
たとえ自分では教育だと思ってても、相手が不快に感じていれば、もしくは周りが不快に感じていればハラスメント認定される世の中です。
パワハラと言っても上司→部下だけでなく、同僚、部下から、顧客から(カスタマーハラスメントとも呼ばれる)の場合もあります。
私の場合、上司という立場になったので一番身近にいる部下に対してパワハラと認定されない様日々気をつけている対策を書いてみたいと思います。
恫喝してはいけない、暴力を振るってはいけない等当たり前なことは記載しておりません。
他にも良い方法がありましたらぜひコメント欄でご教示ください。
なぜパワハラ対策が必要なのか?
そもそもなぜパワハラとは気をつけなければならないことなのでしょうか?
道徳的に、倫理的に問題であるというのは誰もが感じています。
しかし、道徳的に行ってはいけないことだとわかっていても、つい感情的になってしまいそうになるのは人間誰でも起こりうることです。
そういった際に自分自身を止める抑止力として、私は
いつ起きるかもしれないリスク
と考えるようにしています。
車の事故と同じように、運転中はどんなに気にしていても発生してしまう可能性があり、運転であれば保険に加入することでリスクへの対策ができます。
しかしパワハラに対しては保険は存在せず、深刻度合いによっては刑事責任にまで発展します。
そんな状況になってしまうと全てを失うことになる、だから対策や日々の注意は必要だと考えるようにしています。
もしかしたら、社会人にとって最も身近なリスクなのかもしれません。
対策1. ミスしても問題なし。相談なしは問題あり!!
興味のない仕事でもやる気のない仕事でも、ミスしてトラブル作るより、何事もなく早く終わりたいです。
それでも必ずミスするものです。だって人間だもの。。。
私が新入社員の時、A主任に怒られて辛かったのは
「お前はミスが多くて何もわかっていない!!何も聞いてこない!!やる気ないからさっさと帰れ!!」
と毎日言われてました。
A主任が職場で「かにたつをさっさとクビにしろ!!」と大声を出していたりと。。。
そういうことをされると相談したくても出来なくなってしまいましたね。
その結果どんどんミスが増えていって負のスパイラルになってしまったと思います。
- 何もわかっていない。→質問出来ないから何もわからない。
- 何も聞いてこない。→質問しても「何もわかっていない」と怒られるだけ。
- さっさと帰れ。→さっさと帰ればよかった。。。笑
こういった経験から私はミスすることより相談しないことに注視するようにしています。
相談してもらえれば、ミスを未然に防ぐことが出来ますし、それで業務がサクサク進めば良し。
加えて部下が成長してくれればWin-Winな関係になれると思っています。
ミスを叱責するのではなく、ミスを未然に防げなかった原因を解決していきたいと思います。
対策2. 業務指示は理由をちゃんと。「良い経験になるから」は禁句!!
業務を部下に指示するのは上司の役目であって必要不可欠なことです。
組織としては必ずそう言った物だと思いますし、部下に業務指示を出さない上司は組織として正常ではないと感じております。
一方でやりたくない仕事、嫌な仕事というのは確実に存在するわけでそれをどう部下に指示を出すか、というのは私にとって永遠の課題となりそうです。
私の尊敬する先輩方はこのような業務を必ず
「いやいや。良い経験になるから。」
と決まり文句の様に言ってきました。
これは一見部下に寄り添った、正しい様な印象を受けますが非常に重要なところが欠落しています。
それは”なぜ良い経験になると思うのか?”を誰も説明はしてくれませんでした。
部下は上司の指示に絶対!!理由なんていらない!!とお考えであれば、その部下は指示以外のことは全く出来なくなってしまいます。
指示だけを行うのはロボットやIT技術に任せて、人対人であるのだから+αも求めていきませんか?
私は業務指示の中で、”なぜ必要なのか?”は必ず説明するように意識しています。
もし部下が納得できなければ、それは私の説明能力の低さが原因なわけであって、部下の責任ではありません。
もちろんやる気のない部下は全てを拒否してきますが、もし解決策が見出せなかったら上の役職に報告し解決策を会社から出してもらいましょう。
各々の価値観がありますし、合う合わないは存在するので、決して固執することなく不可能なものは不可能と判断しましょう。
あくまで自分がパワハラ認定されない様、時にはシビアになってリスクを回避していくことも重要だと感じています。
大事なのは、こちら側がパワハラ認定されるような材料を相手に与えないことです。
まとめ. 部下をわかった気にならないこと。会話と説明を最優先!!
以上、長々と記載をさせていただきましたがまとめると
- なぜパワハラ対策は必要?:社会人にとって最も身近なリスクの一つだから。
- パワハラ認定されない対策1. :ミスを叱責するのではなく、ミスを未然に防げなかった原因を解決!!
- パワハラ認定されない対策2.:業務指示は理由をちゃんと説明。理解が得られず平行線であれば部下に固執せず別の解決策を!!
となります。
会話を深めていき、業務を共に進めているとついつい部下のことがわかった気になりそうですが、各々の価値観があって各々のプライベートが存在するのです。そしてそれは日々変化するものだと感じています。
対策1.2.を徹底するためにも相手のことを100%わかった気にならず、会話は続けていくことが重要だと感じております。
「上司との会話が多すぎるのもウザがられて、それはそれで問題だ。」
そう思われるかもしれません。仰る通り。。。。
でもご安心ください。
業務上の会話が多くてパワハラで訴えられ、しかも敗北する可能性は低いと思います。
問題になるとしたら会話を深めすぎた結果、プライベートに踏み込みすぎ、セクシャルハラスメント(以下セクハラ)になると思います。
次回は、部下目線でのパワハラ対策を考えて書いていきたいと思います。
物事を理解する上で大事なのは
”多角的に見定めること”
だと感じておりますので試してみたいと思います。
他にも実践されていることがあれば、是非是非教えてください。私も成長していきたいです。
社会人としてリスクを回避し、自分自身の可能性を最大限引き出しましょう!!
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