社会人にとって新たなリスク 〜部下目線のパワハラ対策〜

働き方

こんにちわ。かにたつです。

前回、新しく上司になったことで書いてみた上司目線のパワハラ対策を書いてみましたが、

今回は部下目線でのパワハラ対策を書いていきたいと思います。

”多角的に物事を見定める”

ってとても大事だと思います。

上司目線ではどうだったのか?部下目線ではどうだったのか?を少しでも意識する様にすればほんの少しでも相手のことを理解できるかもしれません。

もしかしたら、そういう意識が営業職であれば「顧客の立場になって」とか事務職であれば「従業員の立場になって」というのに繋がるかもしれません。

なぜパワハラ対策が必要であるか?

前回のブログ

社会人にとって新たなリスク 〜上司目線のパワハラ対策〜

でも書きましたがパワーハラスメント(以下パワハラ)は

いつ起きるかもしれないリスク

となりつつあります。

車の事故と同様に保険があれば加入したいですが、そんなものは存在しません。

誰にとっても加害者にもなり、また被害者にもなる可能性があります。

非常に危険なリスクに対して、対策を行わないといつの日か被害に遭うかもしれません。

事実、私も新入社員時代にはパワハラ被害に遭っていました。

前回は、上司となった立場でのパワハラ対策を記載しましたが、私自身が部下として経験したパワハラ被害から学んだことを記載していきたいと思います。

パワハラ対策1. 何はともあれパワハラに気づこう!!

最も重要なことを一番最初に書きます。

気づいてください!!それ、パワハラを受けてますよ!!

私自身、当時は全く気付くことが出来なかったのですが、意外に周りの環境次第で気付けないものです。

例えば、同じように怒られていた先輩方から”みんな通る道だから・・・”とか慰められたりしてませんか?

例えば、失敗したのが原因だったら”失敗したお前が悪い。次から直せばいい”とか言われてませんか?

環境次第で、見えるものも見えなくなってしまうことがあるのでぜひ気をつけてください!!

そのために周りの意見を聞くのは大事ですが、同じ会社の人に相談するときはご注意を。

同じ会社の人は同じ経験をしている人たちなので、理解し合うのは簡単ですが本質を見失ってしまうリスクもあります。

ステップ1. 全部メモっちゃえ。暴言はボイスレコーダーで!!

パワハラに気付けたらあとはやることは非常にシンプルになります。

パワハラ被害を解決するには当事者間だけでは決して解決しません。第三者を巻き込んでいく必要があります。

そのために必要なこと、それは証拠になります。

証拠がない主張は説得力を欠き、信憑性が失われます。

巻き込む相手は弁護士なり、労働局なりあなたのことを全く知らない第三者になります。

証拠があればご自身の主張はどんどん説得力が増し、彼らを巻き込める可能性がどんどん高まっていきます。

証拠集めを行う上で”日付・場所・内容” は必要になると思います。

メールであればスクリーンショット、発言であればボイスレコーダーを活用してぜひ証拠集めをしてみてください。

ステップ2. 訴える順番は社会人のルールに沿って!!

自身がパワハラを受けていることに気づき、証拠も揃ったらあとは報告するだけです。

ここまで毎日辛いことにも耐えてこられたのだと思います。

でもここの報告の順番だけでガラッと心象が変わってしまうのでご注意ください。。。

報告する順番は

  1. 会社の上司 ※パワハラをする上司より上の役職
  2. 会社の上層部・もしくはパワハラ委員会
  3. 第三者機関(弁護士や労働局)

で間違いないと思います。

ここで社会人としての報告順序を守ることで、聞き手としては「しっかり順序を踏んだ上で報告してきてる」と感じるでしょう。

そこが一番重要です。

この理解が相手側から得られるだけで説得力が増して解決に向けては有効です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

書いてる内容はとてもシンプルです。

そのシンプルな手順を一つ一つ積み重ねることで、あなたの立場は明確になり強固になっていきます。

今は辛く耐え難いかもしれませんが、必ず変化することは出来ますので一緒に頑張りましょう。

人間みんな、高く飛ぶためには深く膝を曲げないといけません。

深く深く膝を曲げて(力を蓄えて)、高く高く飛んでいきましょう!!

このブログが見ている方にとって”力を蓄える”一つになれば幸いです!!

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